ひと言で倉庫といっても用途や種類は沢山ある!


倉庫の役割と活用方法とは

倉庫は様々な物を貯蔵する場所であり主に商業用に使われていることが多いです。例えばトラックが出入りする物流センターでは商品を預かったり各地へ運ぶ場所ですが、預かり発送するまで一時的に物を貯蔵する場所でもあるため倉庫という括りとなります。また今ではあまり見る機会がなくなりましたが、古来より日本で使われてきた蔵も倉庫という扱いなのです。倉庫というとただ物を貯蔵する場所や物を置く場所、というイメージを抱く人もいますが多くの倉庫では置かれている物に適した空調や湿度調整が行われています。また商業用倉庫の中には用途や管理主体により、いくつかの種類にわけることができます。他人から物を預かり保管をする倉庫は営業倉庫と呼ばれ、倉庫業法により登録を受けた倉庫業者が必要です。

営業倉庫の種類やその役割とは

営業倉庫と呼ばれる倉庫には預かる物によって管理方法が違うため普通倉庫や冷蔵倉庫、水面倉庫にわけられています。さらに営業倉庫では冷蔵庫内や水面倉庫以上に細分化されていて1類倉庫から3類倉庫、野外倉庫である野積倉庫や物自体をそのまま貯蔵する貯蔵槽倉庫、消防法により指定された危険物などを貯蔵する危険品倉庫などがあります。近年活用方法が注目されているトランクルームも普通倉庫という括りなのです。倉庫はただ物を置く場所、保管する場所というだけではなく重要なものを適切に管理し預けられる場所、また物流センターなどをみれば輸送機関間を結んだり連絡調整の機能も持ち合わせているのです。

3PLを導入することによって、人件費や倉庫費などの固定費を変動費に切り替えることができるため、荷物の量が少ないときにはコストを削減できるメリットがあります。